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すぐに換金出来ますよ! |
第09話 |
やり直し |
WEBサイト準備 |
2度目の戦闘(申込み)を前に、商工会や銀行からの申込みの仕組みを理解する事が出来てラッキーだったとプラスに考える事にした私は、もう一度根本から計画を見直す事にしました。
まずは出店地域の見直しです。
探せばあるものです!格安の物件(現在の住居)を発見しました。
若干、大きな幹線道路から入っているものの、バスなどの交通量も多く通り沿いで目立つ物件でした。
そして、何よりコストがかなり抑えられるメリットがありました。
当初の事業計画より、敷金で1/4・毎月の家賃で1/3の物件です。
当然の事ながら、即日仮契約をしました。
次に自己資金の見直しです。
やはりこの部分が、改めて重要だと感じていた私は「禁じ手」を使う事にしました。
それは、「見せ金」を用意することです。
「見せ金」とは、一時的に口座のお金を増やし自己資金を多く見せる事です。
諸刃の刃的な所はありましたが、迷わず用意する準備をしました。
その他、領収書や領収書などの添付書類等もすべて準備完了し、新物件地域の商工会を訪問しました。
出てきた担当者は、それはそれは愛想が良く初対面にも関わらずかなり親切に対応してくれました。
担当者は早速事業計画書を見て、「専門の先生に見てもらいましょう」と無料相談のアポイントまで予約して頂き、「この人いいやつだ」と私は素直に指示に従いました。
数回訪問を重ね、そして遂に商工会の「推薦状」なるものをゲットしました。
事業計画書などがすべて収められ固く封印されたその大きな封筒は、中身のほとんどが偽装(笑)にも関わらず、かなりそれらしく見え重みすら私には感じられました。
やることはやったこれでダメなら・・・・と腹をくくり、いざ国民生活金融公庫へ向かいました。今回は、予め商工会より連絡をして頂いてたので、対応がスムーズでした。
面接日の決定通知も、前回よりかなり早く来ました。
やはり「推薦状効果」だったのでしょうか・・・・・
そして、面接日当日。
前回とは担当者は違っていたものの、やはり申込み履歴を調べていたらしく「以前申込みされましたよね?」といきなりジャブを打ってきました。
しかし、それは想定内の質問でしたので見事打ちかえすことが出来ました。
前回とは違うんですよって訴え続け、無事面接終了!
唯一怪しまれたのは、「見せ金」の入った自己資金でした。
まぁ怪しまれるのは想定内でしたが、結果的に突っ込む所がそこしか無かったということだったのでしょう。
面接が終わったその足で、商工会を訪問。
担当者に面接内容を報告し、成功率70〜80%とのお墨付きを頂き意気揚々と帰宅したのを今でも覚えています・・・・・(T_T)
数日後、一枚の封書が来ました、国民生活金融公庫からです。
しかし、その封書を開けるまでもなく結果は解りました。
何故解ったかと申しますと、以前国民生活金融公庫から融資を受けた方から、「融資OKの場合は分厚い封筒で、駄目な場合は薄っぺらい封筒だよ」との情報を得ていたので、見た瞬間解りましたね。
見るまでもなく結果が解ってしまい、その日は開封しませんでした・・ |
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